ヨーウィー
Yowie
オーストラリアに棲むといわれるトカゲに似た怪物の一種。犬くらいの大きさがあり、体つきはトカゲのようだが、胴体にはウロコがあり、蛇のような尾を持つ。特に奇異なのが足で、カブトムシのような節足動物に似た節を持った足が3対(6本)生えている。夜しか活動せず、人家に近づいては家畜などを襲うことがあるという。その昆虫のような足でガサゴソと不気味な音を立ててうろつき回るが、捕まえることは出来ないといわれる。
環太平洋
>
オセアニア
文献:
03
キーワード:
合成獣
、
虫類
、
亀・蛙・トカゲ・ワニ
ヨツン
Jotun,Jotan,Jötun,Jöten,Jötunn,J
o˛
tunn
Jotunar(pl.),Jötnar(pl.),J
o˛
tnar(pl.)
北欧神話、及びゲルマン神話において、巨人を指す名称。女性形だと
ギュグル
。
アサ
神族の住む「アスガルズ」の北東にある「ヨツンヘイム」に暮らしている。全てのヨツンは
ユミル
を祖とする
ベルゲルミル
の子孫であり、人間や神に対しては時に威圧的、時に協力的な気まぐれな態度で応じ、人間に似た姿ではあるが巨体で毛むくじゃらで気品に欠け、もっぱら酒宴・口喧嘩に興じているという。また多くのヨツンは建築を得意としている。しかし女巨人ギュグル達には壮麗で美しい者も多く、ギュグルが神々の妻になることは珍しくなかった。ヨツン以外の巨人族として
スルト
を長とする「火の巨人」の一族がいる。
北ヨーロッパ
>
北欧神話
文献:
03
、
09
、
10
ヨフィエル
Jofiel, Jophiel
→
イオフィエル
黄泉津大神
よもつおおかみ
→
伊邪那美命
黄泉神
よもつかみ
古事記に登場する神の一柱。出自ははっきりしない。死後の世界を統治する神で、
伊邪那美命
が死に
伊邪那岐命
が黄泉に伊邪那美命を迎えに行った時、伊邪那美命が現世に戻れるかどうかを黄泉神に相談している。しかしその後、伊邪那岐命と伊邪那美命は決別し、伊邪那美命が黄泉を統治する「黄泉津大神(よもつおおかみ)」となったので以後の神話には登場しない。
日本
>
記紀神話
キーワード:
死・冥界
文献:
20
、
21
ヨルズ
Jörd,Jördh,J
o˛
rð
北欧神話に登場する女巨人(
ギューグル
)。「フィヨルギュン」とも呼ばれる。
アサ
神族の主神
オーディン
の妻であり、雷神
トール
を生んだ。
北ヨーロッパ
>
北欧神話
文献:
01
、
10
ヨルムンガンド
Jormungandr,Jörmungand,Iörmungandr
→
ミズガルズオルム
万幡豊秋津師比売命
(萬幡豐秋津師比賣命)
よろずはたとよあきづしひめのみこと
日本記紀神話に登場する女神。古事記では「万幡豊秋津師比売命」、日本書紀では「
幡千千姫(やたくはたちぢひめ)」の名で記載されている。
天之忍穂耳命
の妻であり、天孫
邇邇藝命
を生んだ。古事記では
高御産巣日神
の子とされている。「万(よろず)」や別名の「千千(ちぢ)」は「数多く」の意、「幡(はた)」は「機織(はたおり)」の機のことで、数多くの機を織る神、つまり神殿の側に設置される「機殿」で神事に関わる布帛を織る機織女(はたおりめ)を神格化した存在だと考えられる。
日本
>
日本記紀神話
文献:
18
、
20
、
21
、
22
ヨワルテウクティン
Yohualteuctin
「夜の神々」。アステカにおいて、夜の9ある時刻にそれぞれ関連した神々。またそれと関連してアステカの特定の暦日や吉凶と関連している。この9柱神の概念は、おそらく創世神話にみえる9層に分かれた地下世界と結びついていると考えられる。これに対応する「昼の神々」を
トナルテウクティン
といい、一部の神はどちらにも登場している。
1
火の神
シウテクートリ
/
ウエウエテオトル
凶
2
黒曜石、火打石の神
イツトリ
凶
3
ピルツィンテクートリ
=
トナティウ
大吉
若い太陽神
ピルツィンテクートリ
=
ショチピリ
大吉
4
トウモロコシの神
センテオトル
大吉
5
地下世界の神
ミクトランテクートリ
吉
6
水の女神
チャルチウィトリクエ
吉
7
愛の女神
トラソルテオトル
凶
8
山の心臓
テペヨロートリ
=
テスカトリポカ
吉
9
雨の神
トラロック
吉
中南米
>
アステカ神話
ヨワルテクートリ
Yohualtecuhtli
「ヨワルトナティウ」と呼ばれることもある。字義は「夜の神」。太陽神
トナティウ
の配偶神であり、それがゆえ「夜の太陽」である。太陽と金星が地下世界で一緒になって、宇宙的な日々のサイクルが終わると信じられていたため、双方の天体の神ともみなされている。またトシウモルピリア祭(「年を束ねる」の意で、太陽の存続を保証するための再生儀式)の重要な儀式である人身御供をはじめる際、真夜中に天頂に出現するプレアデス星団の星の一つはヨワルテクートリに見立てられた。通常、この神は暗闇や真夜中、さらに周期の終焉を象徴し、世界の方位では四方位の一つではなく、中心を司るとされていた。
中南米
>
アステカ神話
文献:
33
キーワード:
星・惑星
、
方位